フルーツ研修会 2013・8・24
Posted on : 2013/08/31
フルーツ研修会 2013・8・24
当社の研究室でフルーツのいろいろなカットの仕方を学びました。
講師は、ホテル経験の長いベテランマネージャーのY氏にお願いしました。
カットは、フルーツアーティストが作る本格的なパイナップルボードやシャトー、メロンのスワンから始まり、私たちが馴染みのあるどちらかというと古典的でオーソドックスなウサギのカットや型抜きカットの派生バージョンを紹介して頂きました。
研修の中では、受講者の皆さんにも実践、練習をしていただきました。
素材はパイナップル、アップルマンゴー、メロン、パパイヤ、バナナ、リンゴ、オレンジ、ぶどうなどを使って行いました。
作るのが好き! 食べるのが好き! という方々だけあって、いつもと目の輝きが違っていました。
予定時間を大幅に過ぎても皆さん、熱心にワイワイ、ガヤガヤ楽しく実りある研修になりました。
私たちのような社員食堂をメインにしている会社において、食事を美味しく見せる技術は必須です。おかずの付け合わせにのせるフルーツであったり、デザートとしてのフルーツなどに、ちょっとした「ひと手間」や「心遣い」は心をほんのり和ませてくれるものです。
ところで、以前、ある老人ホームを訪問した際、掲示板に、入居しているおばあちゃんの歌が掲示されていました。それは、給食を担当する調理員のささやかな心遣いに、おばあちゃんが感動した歌でした。
「トマトの皮がむいてあります その心根に涙するわれ」
歯がないおばあちゃんのことを気遣って、調理員の方がトマトの皮をむいて下さった。その優しさがよっぽど嬉しかったのでしょう。
私たちも、この優しさを忘れないでおこうと思います。